ファイティングスティックVXをセイミツ化してみよう - 2012.10.04 Thu
『ギルティギア イグゼクス アクセントコア プラス』が10月下旬に配信決定!――AC版と同様のアップデートも
という話が少し前に出てきたので「そろそろスティックの方買うか~」というわけで購入検討をしていたのですが
・安いファイティングスティックVXを買うか
・RAP(リアルアーケードプロ) SA(三和)を買うか
・Mad Catsのやつを買うか
・ファイティングスティックVXを買ってセイミツ化するか
のどれかを考えてました。元々2番目を視野に入れていたのですが、STGもある関係でセイミツレバーのほうがいいかなとも思っていたり。
結果、4つ目の改造という流れにつきました。
しかし、コントローラー改造は初めてです。弐寺のボタンはまり解消と違い、こちらははんだを使って電線とボタンを繋げる作業です。失敗すればコントローラー、ボタン、レバーとすべてがおじゃんになります。
というわけで、しっかりと参考サイトを読みセイミツ化の作業に取り組みました。
今回参考にしたサイトはこちらの2つです
駿河屋で中古のファイティングスティックVXが3800円で売られていたので購入しました。結構安く買えた方だと思います。
そして、パーツとなるセイミツボタン、レバーをセイミツ工業から注文。こちらはメールフォームになります。
参考サイトによるとレバーはLS-55-01がいいようです。
ボタンは30φ差込式ボタンの黒ボディを購入。ファイティングスティックのボタンも差し込み式なので簡単に取り付けられます。
レバーボールはクリアブルーにしました。レバー同時購入で通常より安く買えるようです。
昔はレバーを買うとハーネスもセットでついていたようですが、現在だとセットでついてこないので別で忘れずに買いましょう。
私は買い忘れをして次の日に頼んだら ハーネス(210円)+送料+代引き+包装代(200円)で1600円行きました。
210円のハーネスを1600円で買う羽目になるので気をつけてください。
作業道具は
・はんだ(高密度集積基盤用がいいです。かなり細いやつです)
・はんだこて
・電工ペンチ
・プラスドライバとマイナスドライバ
・はんだ吸い取り
・ペンチ
ですね。
接続などで使う部品は
・ファストン端子
・電線
・4Mネジ(ワッシャーが付属してるやつがいいです)
ファストン端子はセイミツ工業でボタン用が売られているのでこちらで2本買っておきましょう。ボタンとGNDで12個使います。
レバー取り付けのときに気づいたのですが、はんだごての先端は細いタイプがいいです。レバーハーネスを基盤にはんだで接着するとわかります。(後述)
まず裏蓋を開けます。するとボタン部分に基盤がついているのではんだごてとはんだ吸い取りを使ってはんだを吸い取ります。
ちゃんと吸い取れたら基盤が外れます。
初期状態だと
メイン基盤(レバー、ボタン)=ボタン基盤=ボタン
となっているのでこれを
メイン基盤=ボタンと ダイレクトに接続します。というわけでボタン基盤とつながっているハーネス先端を切断。
メイン基盤のボタン部分を見ると、各ボタンへの割り当てが描かれているのでそれに沿って各ボタンとファストン端子で接続します。
ここの工程は参考サイトに画像つきで載っているので見ながらやると安全です。

半田直付けでも大丈夫だと思いますが、ボタンが壊れたときの取り付け作業が大変なので(半田を吸い取らないといけないので)
「さあ、ボタンとハーネスを繋げよう」となりたいところですが、残念ながらハーネスの長さが足りない為、用意した銅線と繋いで延長しなければなりません。
ケーブルがごっちゃですが、赤電線がGND。緑電線が各ボタンで繋げてます。GND部分はボタンとボタンを連結させるためにファストン端子に2本つけます(最後のみ一本)
テストプレイをしたらボタンはちゃんと反応してくれたので、ボタンセイミツ化は成功です。
次はセイミツレバーを取り付けます。先ほども言いましたが、ハーネスは別購入になります。忘れずにしっかり買ってください。
ホリスティックの裏を見るとマイナスねじがあるのでマイナスドライバで外します。ねじをとればボールも回せば取れます。
正方形のメインガイドをドライバで外し、ホリスティックを完全に除去します。
メインガイドを取り付けてた正方形の枠のまわりに長方形の枠とねじ穴がご丁寧に用意されています。
ここにセイミツレバーの板をとりつけるわけです。
まさかホリさん、このこと予想して用意してくれたのでしょうか?
調べてみると、初代ファイティングスティックは基盤構成からして全くの別のようですね。この長方形の枠はVXでついたようです。
さて、セイミツレバーの板を取り付けるのですが、ここで4Mねじの出番です。といってもそのままの長さだと長すぎるので電工ペンチのねじ切りを使ってサイズ調整をします。
どうやら、安いやつを買うと電工ペンチが壊れてしまうようなので少し高めのやつを買いましょう。私は1800円ぐらいのを買いました。
電子工具全体的にいえることなのですが、値段をケチって買うと損をします。こういう力作業で使う道具はしっかりちゃんとしたやつを買いましょう。値段がちゃんと答えてくれます。(過去失敗した経験あり)
といっても無駄に高いものを買えというのではなく、2,3千円ぐらいしたやつが妥当ということです。
レバー基盤にハーネス接続端子があるのでこれを差し込んだ後、ハーネス先端の電線と基盤を直付けします。
参考サイトを見ると、中にはコネクタ化していますが、今回使用するコネクタは普通のホームセンターにはまず売っていないものだと思います。(地元にホームセンターが2つありますが、どちらも売ってませんでした)
秋葉の電子パーツ店いけばあるようですが・・・。
基盤にハーネスの先端をはんだで接着します。
さぁ、できたぞ。よし早速テストだ!!
という勢いで裏蓋閉めずテストプレイ。
おお、ホーム画面ちゃんと動かせるぞ
と感動に浸っていましたが、斑鳩を起動してみると
左にレバー入れると斜め入力されるんですけどwww
急いで基盤を確認。メイン基盤のレバー部分を見てみると、はんだが左部分と下部分がくっついてました。
ここの部分は結構隙間が狭いのではんだ同士がくっつくのは避けないといけません。はんだごてを買うとはんだがオマケでついてきますが、こういう精密部分をやるには量が多すぎるので(太い為)精密用の細いやつを買いましょう。
冒頭ではんだを細いタイプにしたのはこの為です。
また、こての先端が細いとさらに細かい作業ができて尚良いです。
というわけで何とかレバーもちゃんと動くようになりました。あとは裏蓋を閉めるだけ・・・
Oh...レバー下が擦れて重いぞ
どうやら、ホリスティックの方が短いのでそれで下蓋と擦れてるようです。
参考サイトによると、ワッシャーをねじ穴部分に接着して高さをつけると擦れないようです。実際にやってみると確かに擦れるのが解消されました。
4Mネジを買うと、大体はワッシャーがついてくるのでこれを使います。

というわけで無事、セイミツ化に成功しました。
はんだ作業は中学の技術以来です。
料金は工具で4000円(ペンチ、ドライバは家にあったやつを使用)
コントローラーが3800円
ボタン、レバーが3800円+税(送料、代引き込み)
計1万円です。RAP SAを少し安くした感じです。道具は揃っているという人がやれば8000円でセイミツ化ができますね。
アマゾンで現在売られているRAP SEを買うと1万5000円はするのでかなり安くできることがわかります。
ただし、セイミツ化は改造行為です。コントローラーの保障対象外になるうえ、失敗してしまえばせっかく買ったお金がパーになってしまいます。
今回、レバーハーネスを基盤とはんだで接着しましたが、基盤は熱を与えすぎると壊れてしまいます。この時点で取り返しのつかないことになってしまいます。
正直、私もここが一番心配でした。
大体のサイトにも書かれていますが、これは自己責任です
改造するときはこの点をしっかり踏まえてから作業に取り掛かりましょう。
という話が少し前に出てきたので「そろそろスティックの方買うか~」というわけで購入検討をしていたのですが
・安いファイティングスティックVXを買うか
・RAP(リアルアーケードプロ) SA(三和)を買うか
・Mad Catsのやつを買うか
・ファイティングスティックVXを買ってセイミツ化するか
のどれかを考えてました。元々2番目を視野に入れていたのですが、STGもある関係でセイミツレバーのほうがいいかなとも思っていたり。
結果、4つ目の改造という流れにつきました。
しかし、コントローラー改造は初めてです。弐寺のボタンはまり解消と違い、こちらははんだを使って電線とボタンを繋げる作業です。失敗すればコントローラー、ボタン、レバーとすべてがおじゃんになります。
というわけで、しっかりと参考サイトを読みセイミツ化の作業に取り組みました。
今回参考にしたサイトはこちらの2つです
[ゲーム]ファイティングスティックVX をセイミツ化する(レバー編)
ファイティングスティックVXをセイミツ工業のレバーとボタンに換装してSE(Special Edition)化する・ついでにRAPVXとのPCでの使用時の遅延具合も計ってみた
駿河屋で中古のファイティングスティックVXが3800円で売られていたので購入しました。結構安く買えた方だと思います。
そして、パーツとなるセイミツボタン、レバーをセイミツ工業から注文。こちらはメールフォームになります。
参考サイトによるとレバーはLS-55-01がいいようです。
ボタンは30φ差込式ボタンの黒ボディを購入。ファイティングスティックのボタンも差し込み式なので簡単に取り付けられます。
レバーボールはクリアブルーにしました。レバー同時購入で通常より安く買えるようです。
昔はレバーを買うとハーネスもセットでついていたようですが、現在だとセットでついてこないので別で忘れずに買いましょう。
私は買い忘れをして次の日に頼んだら ハーネス(210円)+送料+代引き+包装代(200円)で1600円行きました。
210円のハーネスを1600円で買う羽目になるので気をつけてください。
作業道具は
・はんだ(高密度集積基盤用がいいです。かなり細いやつです)
・はんだこて
・電工ペンチ
・プラスドライバとマイナスドライバ
・はんだ吸い取り
・ペンチ
ですね。
接続などで使う部品は
・ファストン端子
・電線
・4Mネジ(ワッシャーが付属してるやつがいいです)
ファストン端子はセイミツ工業でボタン用が売られているのでこちらで2本買っておきましょう。ボタンとGNDで12個使います。
レバー取り付けのときに気づいたのですが、はんだごての先端は細いタイプがいいです。レバーハーネスを基盤にはんだで接着するとわかります。(後述)
まず裏蓋を開けます。するとボタン部分に基盤がついているのではんだごてとはんだ吸い取りを使ってはんだを吸い取ります。
ちゃんと吸い取れたら基盤が外れます。
初期状態だと
メイン基盤(レバー、ボタン)=ボタン基盤=ボタン
となっているのでこれを
メイン基盤=ボタンと ダイレクトに接続します。というわけでボタン基盤とつながっているハーネス先端を切断。
メイン基盤のボタン部分を見ると、各ボタンへの割り当てが描かれているのでそれに沿って各ボタンとファストン端子で接続します。
ここの工程は参考サイトに画像つきで載っているので見ながらやると安全です。

半田直付けでも大丈夫だと思いますが、ボタンが壊れたときの取り付け作業が大変なので(半田を吸い取らないといけないので)
「さあ、ボタンとハーネスを繋げよう」となりたいところですが、残念ながらハーネスの長さが足りない為、用意した銅線と繋いで延長しなければなりません。
ケーブルがごっちゃですが、赤電線がGND。緑電線が各ボタンで繋げてます。GND部分はボタンとボタンを連結させるためにファストン端子に2本つけます(最後のみ一本)
テストプレイをしたらボタンはちゃんと反応してくれたので、ボタンセイミツ化は成功です。
次はセイミツレバーを取り付けます。先ほども言いましたが、ハーネスは別購入になります。忘れずにしっかり買ってください。
ホリスティックの裏を見るとマイナスねじがあるのでマイナスドライバで外します。ねじをとればボールも回せば取れます。
正方形のメインガイドをドライバで外し、ホリスティックを完全に除去します。
メインガイドを取り付けてた正方形の枠のまわりに長方形の枠とねじ穴がご丁寧に用意されています。
ここにセイミツレバーの板をとりつけるわけです。
まさかホリさん、このこと予想して用意してくれたのでしょうか?
調べてみると、初代ファイティングスティックは基盤構成からして全くの別のようですね。この長方形の枠はVXでついたようです。
さて、セイミツレバーの板を取り付けるのですが、ここで4Mねじの出番です。といってもそのままの長さだと長すぎるので電工ペンチのねじ切りを使ってサイズ調整をします。
どうやら、安いやつを買うと電工ペンチが壊れてしまうようなので少し高めのやつを買いましょう。私は1800円ぐらいのを買いました。
電子工具全体的にいえることなのですが、値段をケチって買うと損をします。こういう力作業で使う道具はしっかりちゃんとしたやつを買いましょう。値段がちゃんと答えてくれます。(過去失敗した経験あり)
といっても無駄に高いものを買えというのではなく、2,3千円ぐらいしたやつが妥当ということです。
レバー基盤にハーネス接続端子があるのでこれを差し込んだ後、ハーネス先端の電線と基盤を直付けします。
参考サイトを見ると、中にはコネクタ化していますが、今回使用するコネクタは普通のホームセンターにはまず売っていないものだと思います。(地元にホームセンターが2つありますが、どちらも売ってませんでした)
秋葉の電子パーツ店いけばあるようですが・・・。
基盤にハーネスの先端をはんだで接着します。
さぁ、できたぞ。よし早速テストだ!!
という勢いで裏蓋閉めずテストプレイ。
おお、ホーム画面ちゃんと動かせるぞ
と感動に浸っていましたが、斑鳩を起動してみると
左にレバー入れると斜め入力されるんですけどwww
急いで基盤を確認。メイン基盤のレバー部分を見てみると、はんだが左部分と下部分がくっついてました。
ここの部分は結構隙間が狭いのではんだ同士がくっつくのは避けないといけません。はんだごてを買うとはんだがオマケでついてきますが、こういう精密部分をやるには量が多すぎるので(太い為)精密用の細いやつを買いましょう。
冒頭ではんだを細いタイプにしたのはこの為です。
また、こての先端が細いとさらに細かい作業ができて尚良いです。
というわけで何とかレバーもちゃんと動くようになりました。あとは裏蓋を閉めるだけ・・・
Oh...レバー下が擦れて重いぞ
どうやら、ホリスティックの方が短いのでそれで下蓋と擦れてるようです。
参考サイトによると、ワッシャーをねじ穴部分に接着して高さをつけると擦れないようです。実際にやってみると確かに擦れるのが解消されました。
4Mネジを買うと、大体はワッシャーがついてくるのでこれを使います。

というわけで無事、セイミツ化に成功しました。
はんだ作業は中学の技術以来です。
料金は工具で4000円(ペンチ、ドライバは家にあったやつを使用)
コントローラーが3800円
ボタン、レバーが3800円+税(送料、代引き込み)
計1万円です。RAP SAを少し安くした感じです。道具は揃っているという人がやれば8000円でセイミツ化ができますね。
アマゾンで現在売られているRAP SEを買うと1万5000円はするのでかなり安くできることがわかります。
ただし、セイミツ化は改造行為です。コントローラーの保障対象外になるうえ、失敗してしまえばせっかく買ったお金がパーになってしまいます。
今回、レバーハーネスを基盤とはんだで接着しましたが、基盤は熱を与えすぎると壊れてしまいます。この時点で取り返しのつかないことになってしまいます。
正直、私もここが一番心配でした。
大体のサイトにも書かれていますが、これは自己責任です
改造するときはこの点をしっかり踏まえてから作業に取り掛かりましょう。
スポンサーサイト
● COMMENT ●
No title
>ぽんちょさん
こんにちは。遅くなって申し訳ないです。
画像も大して役に立たないものを用意して書いてしまいましたが、お役に立ててもらえてありがたいです。
ハーネスに関しては完全な失敗でした。セイミツレバーを使う予定であれば、セイミツホームページの別売り欄にありますのでどうぞ
こんにちは。遅くなって申し訳ないです。
画像も大して役に立たないものを用意して書いてしまいましたが、お役に立ててもらえてありがたいです。
ハーネスに関しては完全な失敗でした。セイミツレバーを使う予定であれば、セイミツホームページの別売り欄にありますのでどうぞ
調べてたら別売りなの知らずに買ってた人じぶんだけじゃなかったんですね。
なぜか安心しました
なぜか安心しました
Re: タイトルなし
>隊長さん
その関係で今回の出費で一番痛かったのはやはりハーネスですね(笑
その関係で今回の出費で一番痛かったのはやはりハーネスですね(笑
トラックバック
http://tomiidx.blog79.fc2.com/tb.php/334-8bcd65ca
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
私も改造しようとして検索していたのですが、丁度良くこのサイトに出会えました。
私もH5Pハーネスが別売りなのか分からずじまいでしたので参考になりました(^-^)/