PS3版 DIVA F購入しました - 2013.03.08 Fri

ソフトは地元の店で、専用コントローラーはアマゾンで購入しました。専用コントローラーに関してはアマゾンの発送予定日が4月になってましたが、無事ソフト発売日に到着しました。
専コンはホリで購入できる3万のやつとは違い小さいです。大きさはファイティングスティックと同じぐらいです。ボタンも小さいです。ポプコンのボタンと同じぐらいだと思います。が、ちゃんとアケ同様膨らんでいるので押しやすいです。
また、スティックが☆マーカー判定になっています。(3万コントローラーは代わりにタッチパネル搭載)
ではココから本題に入ります。
今回のDIVA Fはf(小文字)からF(大文字)と進化をした(みたいな)ことを言っている通り、映像が1080pまでいきます。
また3D機能ありのテレビだと3D化することが可能です(え?ミライ??あ、うん)
ただのvita版を移植したHD作品という形だけではなく、曲が新たに6つ追加されています。中でも「リンちゃんなう!」を持ってきたあたりセガの本気が伺えるかと思います。
モジュールもいくつか追加されており、次々と情報が明らかになってきた所でミクダヨーの顔パーツが追加されていたり、りんちゃんなう!で出てきた大人びたリンがモジュールとして追加されてるようです。(現時点でまだ自分は出してません)
あとは、ダウンロード配信で曲がどのぐらい追加されるかですね。
[今作のいい点と悪い点]
自分はドリーミーシアター(以下DT)は持っていません。DIVAはアケから入った身で家庭用はfが初です。なのでPSP版の仕様については全く知りません。
DTでDIVAを起動するには、PSPと同期を取らないと遊べないようです。が、今回はフルパッケージ販売なのでvita版を買わなかった人でもこちらを買えば遊ぶ事が可能です。
vita版を持っている人からしてみれば「完全版商法なのでは?」と思われる方もいると思いますが、今回のPS3版についてはvita版の情報が出るときに既に公表されてることなので大半の人はわかっていると思います。
両方持ちの人は外で遊ぶときはvita版。家で遊ぶときはPS3版と区切ると思います。
もちろんvita版でも今回の追加曲は配信されており6曲セットで3000円です。vita版所持でPS3版を買った人にはプロダクトコードで半額になるコードが同封されています。
「タダで配信しろよ」と思いますが、vitaにとっては追加コンテンツ扱いなのでそう割り切るしかないです。
また、vita版はロードの長さが指摘されてましたが、こちらは短く感じました。
悪い点
データの同期方法が若干わかりづらい仕様でした。自分も最初どうすればいいかわからなく本スレ覗きに行きました。
特に、同期アプリを導入する方法です。説明書を見ると「vita側に同期アプリを入れてください」とあるのでvitaでアプリ検索をしましたが出てきませんでした。
どうやらPS3本体で同期アプリをダウンロード→vitaと接続してvita側に転送
で同期体制に入れるようです。これは完全に説明書の説明不足です。「PS3本体でダウンロードしてから転送してください」という文は一切ないので
で、同期すると何が引き継がれるのか?
簡単に言うと入手したモージュールとハード以上の解禁した譜面ぐらいです
スコアはリセットされるので空白状態です。
恐らくトロフィーのスコア関係の配慮だと思われますが、どうせなら引き継いだときに獲得でもよかったのでは?と思います。
でもスコア空白はちょっと悲しいですね。せっかく同期システム導入で外でvita版。家でPS3版と遊べるのにスコアがそれぞれ別々になってしまうとスコア更新に対するモチベは低下してしまうのでは?と思います。
あと、映像の処理速度でしょうか?
DTは持っていないのでわかりませんが、自分はPS3版はアケ版みたいにノーツまでもがヌルヌル動くものかと思っていましたが、vita版と大して変わりませんでした。
どうせならそこはfpsを上げて欲しかったなと思いました。
なので、もしアップデートを近いうちするのであれば、同期におけるスコアの引継ぎと処理速度を上げるぐらいはやって欲しいなと思います。
処理速度向上してノーツもヌルヌルになったら、あとは判定を若干前に置くとアケ版感覚になりますし。
巷では判定がおかしいと言っている人もいますが、こちらは液晶モニターの都合なのでなんともいえません。(弐寺なんてモニターと筐体の組み合わせで判定バラバラなのでその都度判定調整してますし)
自分は判定調節はいじってませんがフツーにスコアでます。やはりモニタの関係だと思われますので欠点の対象外とさせていただきます。
なお、同期に関してですがvita版に今回の追加コンテンツを入れてない状態で同期してもvita版に追加曲が入ることはありませんのでご注意を。追加分のモジュールもコンテンツを入れておかなければ反映されません。(コレに関しては説明書にしっかり書かれています)
感想は以上になります。今回の感想を書くにあたりプレイ時間は2時間程度です。千本桜とリンちゃんなう!は赤譜面エクセ取りました。
千本桜は単体→同時押し→単体の流れがいくつかあるので楽しい譜面になっています。
さて、今後追加曲がどのぐらいくるか楽しみですね。大半の有名曲などは過去のPSPの方で配信されちゃってますが、まだこちらにはアケ限定曲がいくつかあるのでそちらが来るかが楽しみですね。
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DJHERO2を購入しました - 2012.07.05 Thu

こっちのバイトで給料が入ったのでAmazonで7000円で買いました。
DJHERO(以下DJH)は海外の音ゲーで、今のところ2作品出ています。1を買おうかなと思ったのですが、コントローラーセットの値段がかなり高騰していたのでコントローラーセットで安かった2を買いました。1は後にソフト単品で買うことにします。
販売元はCoD4やピットフォールで有名なアクティビジョンです。しかしアクティビジョンは同メーカーのギターヒーロー3(とギターヒーローエアロスミス)を販売した後に日本法さ人を撤退しました。もし、撤退していなければ日本版DJHも出ていたと思います。
なので、購入方法は海外ソフトを扱っているカオス館やプレイアジアか、アマゾンで代理販売している店があるのでそこで買うしかありません。
プレイした感想ですが、届いたのが3日前で昨日メインモードであろう「エンパイアモード(ストーリーモードみたいなもの)」を完走しました。
難易度はEasy,Medium,Hard,Expertの4つから選べます。難易度によって存在するオブジェの数が変化し、ハードで全オブジェが登場します。エキスパートはハードをさらに難しくした譜面になっています。
エンパイアモードはハードで全クリしましたが、後半からはかなり難しくなっています。ここが音ゲーの醍醐味ですね。
操作はターンテーブルにある緑、赤、青のボタンと左下にあるフェーダー。上右にあるエフェクトダイアルと左にある黒いボタン(ユーフォリアボタン)を使います。
画面は弐寺とは違いギターヒーローみたいに奥から手前に流れる感じです。(今でいうサウンドボルテックス)
3つのラインから緑、赤、青の順にノーツが流れてくるので判定ラインに合わせて押します。PSP版DIVAのロングノーツみたいに伸びたやつは該当するボタンを押しっぱなしにします。Mediumからはノーツラインが左へ行ったり右へ行ったりします。
ここはフェーダーを使って移動した方向にフェーダーを移動させます。基本位置は中央です。クラッキンDJをやったことがある人なら一番わかりやすい操作です。
エフェクトダイアルは3つのラインのどれかに黄色い線みたいのがかかると音を歪ませることができます。サウンドボルテックスのダイアルと同じですが、こちらは好きに動かすことができ自分なりにアレンジすることができます。ダイアル操作中は点数が倍になります。
また、ある程度ノーツを押すとゲージが溜まっていき、溜まるとユーフォリアモードが発動できるようになります。発動はダイアルの隣にある黒いボタンです。発動するとフェーダーが自動操作され、点数が倍になります。
ハード以上になるとフェーダーを動かしながらノーツを叩きフェーダーも動かす譜面と真のカイリキー専用譜面が登場するのでここで発動するとダイアルとノーツに専念できるので、上手く稼ぐこともできます。
ハード以上になるとスパイクとフェーダーを一瞬だけスライドさせる操作もあります。一回だと簡単ですが、これが連続するとかなり技術を要します。ハードの上位レベルからは左右連続でやらされたりします(orz
スクラッチは該当する色のボタンを押しっぱなしでターンテーブルを回すだけです。
[↑↓] こんなノーツがあるのですが、これはどちらの方向から回しても大丈夫です。が、上だったら上方向。下なら下方向と回す方向が指定されているのもあります。
操作はこんな感じです。自分も最初は「ボタン3つだろ?簡単じゃん?」と思いましたがエキスパになると本当に難しいです。
更に難しいのはエンパイアモードのバトルです。CPUのレベルがかなり高いです。まるでポップンのCPU対戦やってるみたいです(笑
~プレイを終えて~
先ほども書きましたが、弐寺とは全くの別ゲーです。共通するのはスクラッチを操作するのと弐寺ほどではないですがノーツボタンを押すぐらいです
どちらかというとクラッキンDJ寄りのゲームです。私もクラッキンDJは馬場ミカドへ行くと必ずやっていたので操作はそれほど苦労しませんでした。
ただ、クラッキンと違うのはレコードが2つでは無いところです。そこはクラッキンDJがより近い形となっています。
収録曲は海外作品なだけあって洋楽ばっかで、自分が知っているのはジャクソン5のABCぐらいでした。あとはアーティストでレディーガガぐらいですね。
ただ、向こうのプロがリミックスをやっているのでサントラで聞きたいぐらい格好いい感じになっているので知らなくても「おお、これカッコイイじゃん」という曲が必ずあるのでご安心を。
個人的に好きなのはDJ Shadowのこの曲です。
音ゲーが好きな人からしてみれば非常に勿体ないクオリティのゲームです。是非買ってプレイしてください
地獄から蘇った男、ロークの冒険「レブナント」 - 2012.05.18 Fri

私が台湾にいたとき、家にあったwindows95が壊れてしまい新しく買い換える為に98を買いに行った際、店で無料配布だったのでしょうか?帰ってきたときに入っていた体験版ディスクの中にあったゲームの一つです。
当時は今と違い、体験版はウェブ上で配信ではなく体験版ディスクというのが店にあり、そのディスクのなかに6つぐらいゲームが入っているというのが殆どでした。実際、思い出ゲーとなったピットフォールマヤの大冒険。現在ヤフオクで3万はするであろうインクレディブルマシーンもその一つでした。
さて、このゲームですがジャンルはアクションRPGで、ディアブロシリーズみたいな感じです。私はディアブロシリーズはやったことがありませんが、ゲーム画面を見る限りでは同じものかと思います。
発売元はアイドスという所です。有名作品でいえばトゥームレイダーシリーズですね。悪い所でいえば残念なゲームで有名な大刀を販売した所です。
しかし現在、アイドスは欧州のスクエニに吸収されており、日本のホームページは存在しません。なので、バグなどの修正パッチを手に入れる事はできないので今プレイする場合、バグに遭遇する可能性が十分にあるということです。
実際私がプレイしている時も、何度かフリーズしたことがありました。
さて、ストーリーはというとさらわれた王国の姫を救うために謎に包まれた魔術師サードックによって地獄から蘇った主人公ロークが姫を救いに行くという話です。
日本語版なので吹き替えボイスがあるのですが、町にいる人に話かけると中に究極の棒読みキャラがいるのがなんとも笑えます。いやかなり酷いですよ。スーパーナチュラルのコレと良い勝負です(笑

こんな感じのゲームなのですが開始早々何をすればいいのかわからなくて城中をうろつき回ります。冒頭で裏切り疑惑のある兵士の処刑場を見て旅に出るというあまり縁起の悪い光景を見せられます。
序盤はそこそこ難しい場面に直面することはありませんが、後半になるにつれ謎解き要素がありそのアイテムを探すのに苦労します。マップも複雑になっていき迷子になる事もあります。特に洞窟に入った後は・・・。
そこそこ難しい場面に直面することはありませんと言いましたが、町を出た後の森のマップがかなり広く一本道ではないので目的地を探すのに苦労します。
また、地形が結構複雑で通れるかと思ったら通れなかったりする所がしばしば。体験版の時に遭遇したのですが、壁とハング(引っかかって動けなくなるバグ)が頻繁に起こるようです。そこら辺は恐らくパッチで修正されていると思うのですが、いかんせん公式が消えてしまっているので、初めにも言いましたがパッチを当てることは不可能です。
敵も序盤からかなり強く、最初はレベルアップの為に町の外壁近辺にいるザコ敵を倒していくのがベストです。
結構離れた場所へ行くと敵の攻撃力がすさまじくなっており、初期状態で行くと確実にやられます。.hackでも似たような事があったような・・・(笑
やってて気になったことがあるのですが、マップの読み込みが1回のロードで全部ではなく部分部分でロードが起きます。なので進行中に一瞬止まったりすることがしばしば。戦闘中もたまにロードなのでしょうか、止まる事があります。(その中でフリーズしたことが数回ありましたが)
現在、駿河屋あたりで700円台で買えます。こういう系のゲームが好きだという人は遊んでみてはいかがでしょうか?
ちなみに検索をかけても攻略サイトは出てきません。若干ですが、難所部分をヒントとして公開しているサイトは今も存在します。
というか、検索かけてもあまり出てきてないってことは結構マイナー作品なのでしょうね。
~エンディングについて~
ネタバレになるので、もしこの記事を読んでやってみたいからネタバレはNGという方はここまででお願いします。
ということでこの先は続きを読むでお願いします。
遅くなりましたがTatsh 1stアルバム MATERIAL レビュー - 2011.11.05 Sat

27日にTatshの1stアルバムがKONAMIから発売されました。
同人界でCDを数多く出しているTatshですが、KONAMI公式から発売されたのはこれが初です。
まだサントラに出ていないLincleの新曲である24th Century Boyをお先にロングという形で聞くことができます。まるでMassアルバムの灼熱、ワッチ2みたいですね。
さて、感想ですが音ゲ提供曲以外(ALIVEやTOPAZなど)はロングという形になっています。
特に驚いたのがGENOCIDEだと思う人は多いはずです。アルバム発売にあたり、インタビュー記事も特別サイトに載っていましたが予想以上に別物になっていました。
個人的にゲームサイズとアルバム版は別と考えたほうがいいと思います。なんかアルバム版はきれいなGENOCIDEになってますし。終わり方もゲームサイズとは全く別ですし。インパクト的にはkors kアルバムのDに歌詞が付いたときみたいな感じですね(笑
曲調はBEAUTIFUL ANGELみたいにジャズ要素を足した感じです。(音楽知識はほぼ無に近い私が言うのもあれですが)
調べてみると、最近のドラムンベースはジャズ要素を入れるのも多いんだとか。弐寺じゃFEEL ITやSNOW、karmaなどデケデケ、ドドドドドドドとやるものがドラムンベースだと思っていたので。。
このアルバムには3曲、アルバム用新曲がありますがその中の1つであるELEROGICはどちらかというとムラサメ名義の曲でした。Tatsh名義の曲は明るい曲調ですが、ムラサメ名義だと若干ダークな感じがするのですぐにわかりやすいと思います。
いかにも譜面にしたら縦連になりそうなメロディーがあって聞いてて楽しい曲です。
追加曲3曲のうちTatshアルバム絡みでDDRに収録されていたグレンラガンの曲であるTrustよりこちらを入れて欲しかったなと思います。
またIMAGE MATERIALはギルティギアを彷彿させる感じでした。途中のバックに入っている台詞はサンホラみたいな感じですが。。 どちらも好きな私からしてみればウケはいいです。疾走感あっていい曲です。
個人的お気に入り3位曲は1位:24th Century Boy 2位:ELECTROGIC 3位:Love Again でした。
さて残念な曲ですが、XepherとRED ZONEですかね。
特にXepherは・・・。riunionはまだよかったんですが、こちらはただ原曲を無駄に引き伸ばした感じがしてて残念です。ところで、youtubeにあるXepher full verとかいうのは非公式ロング(第三者が勝手に作ったもの)ですよね?これとアルバム版の入り方が全く同じなんですが・・・
今まででXepherのロング版は存在するなんて聞いたこと無いんですが。。
あと、一番期待していた
Zenius II Motherはありませんでした
てっきりZenius Iのロング版に新たにIIを入れてくると予想していたのですがZenius I自体ありませんでした。ただ、Tatshのtwitterを見る限り、今回収録されなかった曲はいつかロングverを作る予定ではあるのでこれは2ndアルバムに期待ですかね?
あとVenusのロングが来たんだから次はBleeding Luvが来るんじゃないかな?
というわけで、早くELECTROGICを弐寺で遊んでみたい私でした~
ちなみに、Tatshブログでも書かれていますが、このアルバムの奇数トラックの曲をあることをすると一つの曲になると書いてあります。答えがわかった人はTatsh宛にメールを送ると正解者のみメールが送られてくるようです。そういえば、普通に聞いてて「んん?????」ってなった曲があったような・・・。私はメール送ってないので答えはわかりませんが。。
みなさんはわかりましたか?
Wii版ゴールデンアイ 007 レビュー - 2011.07.03 Sun

6/30日発売ですが、Amazonだった為一日遅れで届きました。
海外版はとっくに発売しており、遅れて日本で発売されました。64版を担当したレア社(スーパードンキーゴングやバンカズ作った所)ではなくCoDシリーズで有名なアクティビジョンが担当しました。(私的ですが、アクティはピットフォールの方が印象強いです(笑)
だからなのか、64版とは違い操作、雰囲気がCoDっぽくなっています。
さて、レビューをしたいと思います。7/3現在ですがノーマルで全クリしました。
MISSION1は64版同様、ダムです。
ただ、64版と違うのは
・スタート地点から006(アレック)が一緒にいること
・敵軍のトラックに乗って銃撃戦をする
・進行ルートが違う
・ダムでバンジージャンプのはずがパラシュートで降りている。
・ダムから飛び降りた後にムービーと共に主題歌が流れる
・体力がゲージ制から自動回復制になっている。(ただし、キャンペーンではレベル選択。オンラインでは一定の条件でゲージ制に変更可能)
3番目はリメイクなので当たり前だと思いますが、バンジーではなくパラシュートなのは意外でした。
ちなみに下へ降りたあと、映画版では鉄板を腕時計からレーザー出して焼き切って進入でしたが丁寧にドアが用意されてました(笑
主題歌は驚きましたね。
と、ダムを例に64版の相違点を挙げてみました。化学工場はトイレから侵入するのですが、その前にアレックとの会話が入ってます。また、64版でトイレに通じるダクトからひとつ奥のトイレにいる敵を銃で倒すのが普通でしたが、今回は映画版のように気絶させることができます。
また、ウルモフがアレックを拘束する場面は映画版同様、ボンドがミサイルを積んだ棚を盾にベルトコンベアまで移動します。また、このとき棚へ向かって発砲した兵士がウルモフに殺されるなど映画版を見事に再現しています。
映画版を見たことがある人はニヤリときたのではないでしょうか?
64版は棚すらありませんでしたからね。普通にカウントダウンしてただけですし・・・。
脱出のミッションも、64版ではヘリのカギを手に入れてヘリに乗って脱出でしたがWii版は映画同様バイクでヘリを追っかけて崖からのダイブで乗り込んでました。
ムービーが追加されたりしたので、映画版の再現がかなり多く見かけます。
ちゃんと会話を聞いていると、「あれ?こんなこと言ってたっけ?」という会話までちゃんと再現されてます。(例:書庫でミシュキンからの取調べでナターリアが言う「おもちゃを奪い取る子供みたい」など)
最後のアレックとの決着の前でも、銀行へ不正アクセスして金を引き出す会話が入ってますし。(64版では不正アクセスの話すら出ていません)
そもそも、映画版ゴールデンアイをモチーフにしたゲームなので映画版にはないオリジナル要素があってもおかしくはありません。私の場合、64版から007を知るきっかけを作り、後に映画版を見たら「え?これ違うんだ」と驚きまくってましたからね。
ちなみに、舞台は当時のではなく現代風になっています。特に市街地が映画版と64版とかなり違います。
また、64版のオリジナルミッション(サイロや船での人質救出)はありません。ヤヌスの基地がキューバという設定が南アフリカに変更されています。(なぜかは不明)
次は登場人物ですが、ボンドが映画版で演じていたピアース・ブロスナンから、今ボンド役を演じているダニエル・クレイグにモデリングチェンジされています。また、吹き替えも映画同様小杉さんです。
64版では持っていたレーザー時計などは今回は持ってないので一切出てきません。
スマートフォンを所持しており(映画版では存在しません)これがリモコン式爆弾の起爆スイッチになったり追跡機能があったりします。
ちなみに、以下のキャラは映画版、64版とは別人のモデリングになっています。
ナターリア:64版では2回目の雪原からの基地への侵入で捕まった際での牢屋で知り合いますが、今回は基地進入中に知り合います。
映画ではウルモフとゼニアの手によりゴールデンアイを起動。それにより発生した磁場がヘリに影響をもたし墜落したヘリが基地に突っ込んで基地大破 という流れでしたが、この時にボンドが基地の中に進入していたという設定になっています。
64版では映画版とは違いおとなしい性格でジャングルのミッションでは高性能化したりとある意味最強キャラでしたが、今回はハッキング以外出番がありません。
映画版ではアレックにボンドと共に閉じ込められてそこで初対面となりますが、今回は映画版同様ヘリのシーンはあるものの彼女はヘリ内にいません。(64版ではアレックに気絶させられずに済み、爆発するヘリで倒れてるナターリアを起こし、共に離れるシチュエーションでした)
ボリス:映画版ではナターリアの同僚で裏切り者。64版では脅されてヤヌス側についていたという設定でした。
なんとWii版では出てきません
まぁ、映画版も最後以外はあまりインパクト受けないキャラでしたし64版もどうでもいいようなポジションでしたし・・・。(一応任務遂行で必要なキャラですが)
ウルモフ:ハゲてねぇか?64版では若い感じに見えましたが、今回はいかにも海外ゲーに出てきそうな感じでした。帽子すらかぶってません。ちなみに、本来ならば列車でボンドにやられますがこちらではゼニアに裏切られて殺されます。
アレック:006兼ヤヌスのボスです。ヤヌスのボスとしての彼は出番がクライマックス時に明かされます。最終決戦ではバイオハザード4のコマンドバトルみたいな感じで戦ったりします。斧を使ってくるので避けないと一撃死です。最後は64版のように銃撃戦をしますが、今回は全体を走るのではなく一部の部屋内で戦います。
ゼニア:64版ではジャングルでRC-P90とグレネードを使用とかなりの凶キャラでしたが今回は格闘です。死に方は映画版とは若干異なりますが、一応ヘリに引っ張られてます。映画版ではマニーペニーとドライブ中に初対面となりますが、こちらではヴァレンティンと会うときになっています。
ちなみに、映画版で彼女がヘリを奪う際にデモンストレーションを行うために乗るパイロット二人を殺していますが、Wii版でよーくみるとそれらしき人が二人倒れてます。
ヴァレンティン:映画での設定はボンドに足を撃たれた設定になっていますが、こちらでは顔に傷をつけられたという設定になっています。また、ボンドにヤヌスと引き合わせるように交渉しますがこちらではウルモフの追跡を要求になっていました。ちなみに、映画版とはかなり違いなぜかゼニアに殺されます。あとなぜかクラブを経営していたり・・・。設定が若干ワールド・イズ・ノット・イナフとかぶっています。クラブではなくカジノを経営してましたがね。
ミシュキン:なんかガチムチパンツレスリングのビオランテみたいな感じになってるんですけどぉ
目がビジネスマーン
64版では生き残ってますが、こちらでは映画版同様ボンドとナターリアがいる部屋で取り調べをやっている中でウルモフの裏切りにより殺されています。
ってか、マジでミシュキンが別人すぎて大爆笑していました。一応パケ裏に写ってます。
こんな感じですね。先ほども書きましたがボンド以外は全くの別人と化しています。対戦モードでは64版同様、他作品に出てきたキャラが出てきますがこちらはちゃんとしたモデリングのようです。(CMでジョーズいたし)
次にストーリーですが、おおまかな流れは映画版同様です。先ほども書きましたが64版オリジナルステージはありません。
ただ、アレックと再開する流れとミシュキンに取り調べを受ける場面が逆転しています。
映画版ではアレックと再開→ミシュキンに拘束→市街地でウルモフを追う→列車→キューバ
ですが、ゲーム版では衛星基地から脱出→ミシュキンに拘束→市街地→列車→アレックと再開
になっています。
列車でナターリアが車内にあるPCでハッキングするシーンがありますが、Wii版では削除されています。普通に脱出してMI-6からの連絡で任務遂行となっていました。
映画版との相違点について詳しくは海外のWikipediaに載っています。
次に対戦モードについてですが、オンライン対戦では武器を使用するにあたりロックが掛かったりしています。これを解除するためにはオンライン対戦でレベルを上げて解除するシステムになっています。(CoDをやったことがある人ならわかるかと)
人数は最大8人での対戦となります。ただし、友達を呼んで対戦する場合は64版同様最大4人までです。
[良かったところと残念なところ]
良かったところ
64版で表せなかった演出がかなり多く、映画版を見ている人ならニヤリとしてしまう場面がかなり多かったです。特に会話は必見です。
ステルス要素があり、敵にバレない限りサイレンサー武器で倒していけば簡単に進められます。(ただしバレた時は援軍を呼んでくるのでドンパチ度がかなり上がります)
また、リモコンとヌンチャクにより、PCマウスまでとはいわないがそれに近いぐらいの感覚で狙うことができます。個人的ですが、コントローラーよりこちらの方が射撃に対する爽快感はありました。
チェックポイント制なので、64版みたいに最後の最後で死んではじめからやり直しというのが無くなり初心者でもあきらめなければ全クリは可能。
マップと目的地までのマークが追加されたことにより、迷うことがなくなった。
残念だったところ
武器が64版と比べ若干少なく、64版で出てきた武器の大半が出てきません。
また、64版は1ステージを隅々まで眺められるぐらいの箱庭感がありましたが、Wii版は1本道になっておりマップに表示されてる目的地に辿っていくだけの単調と化しています。
個人的な意見ですが、列車の脱出シーンでは64版は映画版同様、時計からのレーザーで鉄板を焼き切って脱出するのですがWii版では脱出板についている金具を銃で撃つ仕様になってました。せめてここだけはレーザー時計使ってほしかったなぁと思います。
あとは死んだ時にテレッテレーと007のテーマ曲が流れるはずが、Wii版は流れません。64版をやった人ならここが一番ガッカリしたかと思います。
オンラインでクラシックルール(64版同様ゲージ制)をやるのにレベル上げによる解禁となっており、それまで何度もオンライン対戦をしないといけないので、これを楽しみにしていた方はちょっとガッカリしたのでは?これだけは初期状態から出ていて欲しかったですね。
総評
最初はWiiリモコンでの操作が若干慣れてませんでしたが、ミッション3(脱出)クリアしてからだいぶ自由度が効くようになりかなり楽しめました。
一応、クラコンとGCコンでも操作は可能ですがこちらでやるとWiiリモコンの活用性が失われてしまうような気がしてしまいます。純粋にではなく雰囲気を楽しみたいならWiiリモコンでやるのがベストですね。
ただ、64版とは別ゲーなので64版感覚で遊ぶと別世界過ぎてガッカリする人もいるかもしれません。特に箱庭性に関しては・・・。
やはり気になるのはキャラのモデリングですね。なんで別人にしてしまったのでしょうか?肖像権絡みなのでしょうかね?
というわけで、長くなりましたがレビューはここまでです。どうやら、ハードミッションやエクストリームミッションでは64版同様追加内容があるようですね。エクストリームミッションってなんかレベル的にベテランか?アクティビジョンのことだから嫌な予感が・・・
~おまけ~
ボリスのMAD動画なんてあったのかい。最後にツボッた